石印材切石彫り味(彫った感じ)
ここに掲載している石材は現在当店であつかっている石です。
自然の物ですので一定の評価をだすのは難しいですが私の彫った経験上の評価です。
一つの石ばかり彫らずにいろんな石を彫って見て下さい。
また一ランク上の石を彫って見るのも良い経験になります。
寿山石(じゅざんせき)

一番安価な石です
いい物に当たれば無茶苦茶彫りやすい
物がありますが質が安定しないようです。
どんな石もそうですが、当たり外れが出やすい石です。
しかし安いので練習に数をほるのなら沢山彫れるのではないでしょうか。
青田石(せいでんせき)

篆刻を習いに行かれると彫らされるのがこの石です。
今一番ポピュラーな石です
昔はもっといろんな色が混じった石でしたが最近うすい緑色をした物に成って来ています。
名前から来るイメージが強いのかもしれませんが彫りにくくなって来ているようなきがします。
もし色の色々混じったものを見かけたら彫ってみてください。
ぱりぱり彫れるのがこの石の特徴です。素朴な彫り味がだせます。
巴林石(ぱりんせき)

近年寿山石に取って代ろうという勢いです。
切石にも昔は美しい凍石などが沢山混じっていましたが最近なかなか見かけなくなり値段もうなぎ上りです。
写真左の白っぽいものが比較的安価で柔らかい石です。
玉根石とか山東石とか言う名前がついている場合もありますが同じ石だと思います。力のない方(女性)向きかもしれません。
右の透明感のあるほうは少し値段が高くなりますが彫り易い加工し易い石です。どちらかというと寿山石のもっと質の良い高価な石の彫り味が楽しめます
テクニシャン向きかもしれません。一時ぱりぱりはがれる悪質な物が入ってきたことがありその時のイメージでこの石を嫌う方もおられますがそういうものを避けると(なかなか難しいですが)いい石です人に印を彫ってプレゼントされるのに見た目も美しいので良いとおもいます。
東北凍(とうほくとう)

遼寧凍という場合もあります。
少し透明感がありうすい緑色をしています。
大変粘りのある石です。小さなサイズの印や細い線を出すときなどに便利です。
粘りがあるので字がとびにくいです。粘りがあるぶん大きな印を彫るときは大変です。
昔はこんな石は何所で採れるのかも名前も分かりませんでしたが
いまは入ってきているようです。
この石の良い物は白くて透明感のある今から思えば燈光凍と呼ばれていた石が
この石のように思われます。
肖山紅(しょうざんこう)

赤い色の寿山石の赤い石、紅高山などによく似た石です。
一見堅そうに見えますが結構柔らかい石です。
ボソボソっと彫れます
比較的大きめのサイズに白文を彫るのが向いていると
思います。
倚天石(いてんせき)

最近沢山入ってきましたが、昔からある石ですが
珍しい石でした。青海凍と言う名前で入ってきたこともあります。
かなり透き通った物もあり、これもよく燈光凍と間違われた石です。
粘りがあるようなないような彫れ方です。
あまりしっかりとは彫れません。
面白い味を出したい方、見た目が美しいので(白が基調)プレゼント
などにむきます。
緑凍石(りょくとうせき)

薄緑色の広東緑や東北凍に良く似ています。
少し堅い目の石です。
細いきんと線質のはった文字や金文などを
彫るのに向いています。
細い線の白文に適しています。
そっくりな石に玉があります。こっちは手で鉄筆で
彫るのは無理です。注意して下さい。(特に中国のお土産に多い)
ウイグル平頭石

巴林石に良く似た石です。よく似ていると言うよりも
巴林石に混じって入ってきたり巴林石として入ってきていました。
彫り味もそっくりです。同じ石といってもいいぐらいです。
分ける必要も無いかも知れません。
違いは色のパターンが一定で地味なグレーを基調とした物しか
無いと言う事です。もちろんいい石もあるでしょうが、切石として
入ってくるのは、ワンパターンの色です。
そのかわり彫り味もむらが出にくく一定に彫れるので非常に
彫りやすいです。確実に彫りたい時に便利です。
広東緑(かんとんりょく)

有名な石で昔は非常に高価な物でした。
今は十分の一ぐらいの価格です。
緑が大変美しい石です。色々な緑のパターンが
有ります。独特な彫れ方をします。
ガラス質な感じです。ジャリジャリ彫れます。
中にはムッチリ彫れる物も有ります。自然にサビが付きます。
モッタリした線質がでます。
利用するとおもしろい印になります。
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