石 を 磨 く
写真では判りにくいかもしれませんが
左が磨く前の青田石、右が磨いた後の
青田石です。
まず石には印材を保護する為に
蝋が塗られている場合が多いので
棒切れや板のような石を傷つけない
物で蝋をこそぎ落とします。
篆刻する時もやはり印面の蝋を取ってから
ペーパーで、面すりをしたほうがいいです。
じゃまくさい方はベンジンでふき取ると早いです。
この場合火気には十分注意して下さい。
蝋がきれいに落とせましたら次に耐水ペーパーで
磨いていきます。
耐水ペーパーの400番、600番、800番、1000番
1200番(ここまで使わなくてもいいですが)を用意して下さい。
石の大きさにあわせて小さく切り、それを半分位に
折ってつかいます。
何か缶のふたのようなものにでも水を入れて
ペーパーに水をつけます。
400番から順番に磨いていきます。間を飛ばすと
最後の仕上がりが変わりますのでとばさないでください。
まっすぐ平面にみがくのはなかなか難しいものです。
コツは力をいれないことです。
印材の頭(上)の部分は角を磨いて丸みをつけましょう。
印面(下)の部分は丸くならないように気をつけましょう。
耐水ペーパーの番号を変えるときは
必ず一度石を洗ってから磨いてください。
400番から1000番まで順番に磨けましたら
(頑張る人は1200番まで磨いてみてください
あまり変わらないかもしれません)水気をとって
乾いたら研磨剤(金属磨き)で磨きます。
写真はドイツ製の研磨剤アモールです。
研磨剤や耐水ペーパーは金物屋さんや
刃物屋さんで扱っておられます。
当店では販売いたしておりません。
研磨剤をぼろぎれなどに少量つけ磨きます。
つけすぎないようにしましょう。
ピカピカになれば完成です。
あまり光り過ぎるのも良し悪しなので研磨剤を使うなら
1200番は必要ないとおもいます。
これで安い石も結構立派になったはずです。
ただ私も何度も経験しておりますが磨いても
綺麗にならない石もたくさん有ります。
逆に蝋を落とすと悪くなるものもあります。
そんな石は又、彫りにくい場合が多いです。

トップへ戻る MENU  石印材(切石) 美しい石印材  魅惑の石印材  
石印材切石説明  田黄 油 養  印刀,鉄筆の研ぎ方 鈕(ちゅう)