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印刀、鉄筆の研ぎ方 石を彫っているときすぐかけたりすっべたりすることがあるのならそれは印刀(鉄筆)がへたって いるせいかもしれません。失敗や怪我のもとですので研いで見て下さい。 もちろん研ぐことも練習が必要です。まともに砥げるようになえば職人として一人前といわれるほどです。難しいとおもいますが是非挑戦して見て下さい。以下に載せているのは私の研ぎ方です。 研ぎやすいように皆さん工夫して下さい。良いアイデアがあれば又教えてくださいね。 |
![]() 写真左から、研ぐ前、荒砥で研いだもの、仕上げ砥で研いだもの 私はいつも仕上げ砥までかけますが、石を彫る場合は荒砥だけでもOKです |
写真左上から 荒砥用 オイルストーン 適度な硬さがあるのでいいです。 右上 仕上げ砥石 仕上げ砥あればいいですが天然のものは非常に高価です。端渓の硯なみです。探せば輸入ものとかセラミック製のものがありますが 日本製の天然のものには勝る物はないようです。 鉄筆を研ぐだけなら必要ないかもしれません。 左下 砥石が動かないように砥石の下に置くゴムのストッパー、 日曜大工用品を売っている店にいけば売ってま。 なければ濡れ雑巾等でも結構です。 何せ滑らないようにすればいいです。 右下 ダイヤの砥石 工業用ダイヤモンドが表面に加工されています。 硬い刃物を研ぐときに便利です。特別必要なものでもありません。 一万円くらいしますが減らないので長い目で見ればお得かもしれません。 |
![]() まずオイルストーンをストッパーの上に載せ固定します。次に油をたらします。やすもののミシン油などでいいです 指などで適度に伸ばします。 あまり柔らかい砥石は刃物がちいさいのでお勧めできませ ん。 |
鉄筆を砥石の面に軽く当て、ぴたっとしたら左手の人差し指で上から軽く押さえます。そのまま手前から押して上端までいき さらに下端まで下ろしてきます。これの繰り返しです。 なるべく大きく軽く、しかもしっかりと動かします。 きまった場所ばかりで研ぐとそこだけ砥石がへこんでしまいますのでなるべく全面を使いましょう。 速さや力はまったく必要ありません。力をなるべく均等につかいましょう。 片面ずつ研ぎます。一面だけを一度に研ぐのではなくひんぱんにひっくり返してください。 片面ずつ回数をきめればいいでしょう。なれるまではできるだけ少ない回数にしましょう(5回から10回位)。 なれれば回数を増やして行ってください 刀の角に指をあててみて、ちくちくすれば研げています。 必要以上に研がないように気をつけて下さい。刀の面はまっすぐでなければなりません。 丸くなってしまうと彫る角度が変わってしまうのでだめです。 そういうものをハマグリとよんでいます。はっきりいって研ぐのは非常に難しいものです。 しかしよく研げた鉄筆でほるといままでの苦労がうそのようにスムーズに彫れる事でしょう、頑張って研いで下さい。 |
研ぎ方は上記荒砥の場合と同じです。荒砥よりも少しつるつるした感じがします 柔らかいので荒砥をかけるときよりも 慎重にといでください。 研ぎのポイントは力をいれすぎずに 均等に力をかけるということです。 ちなみに私が使っている仕上砥は 今買うと同じような質の物があったとすれば三万円から五万円以上するようです。 |