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油養ゆよう(石印材の手入れ) |
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左があぶらを塗る前、乾燥した状態の芙蓉石、右が油を塗ってから約一時間後です |
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油養の仕方 |
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特別なコツがあるわけではありません。ただ油を脱脂綿にしみ込ませて塗るだけです。 そんなに沢山塗る必要はありません。上記写真のように一時間ほど塗ってから置いておくと かなりの裂やキズが消えてしまいます。キズが消えた時点でティッシュペーパーで拭き取ってください。 油につけ込んだりする必要はありません。 ただ、ほうっておくと又乾燥してしまいますので、石が落ち着くまでこれを繰り返せばいいだけです。 石印材の本や図録などはほとんど油をぬってから写真撮影していると思います。 昔から印材に塗る油は鼻の脂が良いと言います。古印材などはこのように油養や手の油、鼻の脂 印泥の油などで、質の安定したものや、逆に色の変わってしまったものなどがあります。 |
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さて問題は、石印材に塗る油です。鼻の脂がいいと言いますが、そんなに沢山出るわけでも ないですし、またひとによって油の質も違うでしょうし、安定していません。 そこで昔からいろんな油が試されてきています。私の亡父の時代には菜種油を塗るのが 流行りだったそうでそれが変色してまっくろけになってしまったものが沢山ありました。 菜種油などあとで変色するものや、はじめから色の付いたものは避けましょう。 椿油の上澄みの綺麗なものがいいそうです。中国の方に頂いたものもありましたが名前は教えて くれませんでした。 椿油の上澄みなんて高価そうだしなかなか手に入らないでしょう。 そこでおすすめはベビーオイルです。これならどこでも安価にてにはいるでしょう。 何せデリケートな赤ちゃんに塗っても大丈夫なのですから石印材にもいいはずです。 皆さんも色々試して見てください。 お勧めの油があればメールでもくださいね。 大切な石印材一度箱から出してみて下さい。乾燥してカサカサになっているかもしれませんよ。 特に新材などは要注意です。 油養すればたしょうのキズが消えることがわかれば、きっといい石が安く買えることもあるでしょう。 |
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